今回の記事は、クリップボード管理のフリーソフト「ToMoClip」の基本的な使い方をご紹介します。

TOMoClip

ToMoClipは、コピーしたテキストを沢山保存できるクリップボード拡張ツールです。テキストを内容や用途ごとにグループ分けして管理できるのが特徴です。

ToMoClip – ダウンロード(softonic)

「ToMoClip」について

「ToMoClip」は、Windowsで、ブラウザや文書のテキストをコピーした時に、その履歴を保存してくれるフリーソフトです。

これを使えば、例えば、「ユーザー名」と「パスワード」などをメモファイルからコピーし、ブラウザに貼り付けるときに、わざわざ画面を切り替えて往復することなく各項目を素早く入力することができてしまいます。

画面を切り替えて往復コピペが不要になる

もし、まだクリップボード管理ソフトを使ったことがない方は、ぜひとも使用してみることをオススメします!
使ってみると作業効率が劇的に上がりますよ!

「ToMoClip」を使い出した経緯

私はもともとクリップボード管理には以下の「クリップNOTE」というソフトを使っておりました。

クリップNOTEはテキスト入力を快適にサポートします。
テキスト操作のために、とても便利な機能がたくさん詰まっています。

ost-net.com クリップNOTE

しかし、ローカル接続されていないPC間でのクリップボードの同期ができないため、PCを複数使う場合や、PCを買い換えた時の同期作業が面倒だな、と感じていました。
そしてとどめに、Windosw8.1(プリインストール版)からはインストールさえできず、まったく使えなくなってしまったので、代わりになるソフトを探していたところ、出会ったのが「ToMoClip」です。

「ToMoClip」は、

  1. Windosw8.1(プリインストール版)に対応している
  2. よく使う履歴を保存しておける
  3. ショートカットキー設定に対応している
  4. 「.bhdファイル」を読み込めば別PCのToMoClipで設定・履歴を共有できる
  5. 「今日の日時」をショートカットキーで一発入力できる

といった、私が求めるクリップボード管理の機能をすべてクリアしているアプリです!
(※上記4. と5. はもともと使っていた「クリップNOTE」にも無い機能だったので嬉しいところです)

ただ、使い慣れるまでは少しわかりにくいソフトだな、と感じていたのも事実なので「ToMoClip」の上記の使用方法を、キャプチャ画像付きでわかりやすく紹介していこうと思います!

ToMoClipの基本的な使い方

「ToMoClip」の基本的な使い方は、ToMoClipを起動しておくだけです。
以下の画像のように、コピーしたテキストが保存され、ToMoClipのボードから再使用することができます。

履歴は別のフォルダに履歴を分けるイメージで複数の「ページ」ごとに分けて保存できます。
(ページは自分で好きな数だけつくることができます)

履歴を分けるイメージで複数の「ページ」ごとに分けて保存

もちろん起動中は、ボードの画面を隠しておくことも可能です。
ボード右上の「ウィンドウを隠す」をクリックすることで非表示にしておけます。

「ウィンドウを隠す」クリックで非表示

以下のように、常駐アイコンがでていれば実際は起動しています。

常駐アイコン

ToMoClipの表示 / 非表示をショートカットキー設定する

ToMoClipはショートカットキーを自由に設定できるので、素早く履歴を表示することができます。

ショートカットキーを自由に設定

上記の設定画面は、ToMoClipの画面のどこかで[右クリック]→[ToMoClip設定]を選ぶか、ショートカットキーCtrl+Kで表示できます。

また、「ページ」それぞれの履歴を開くショートカットキーも設定することができます。

ページそれぞれの履歴を開くショートカットキーも設定可能

ページアイコン上を[右クリック]→[●●ページ設定]で表示できます。

ちなみに、冒頭でも紹介した「クリップNOTE」はデフォルトで、[Shiftキーを素早く2連打]すると、起動しましたが、さすがにこのキー連打での起動設定はできませんでした。
(キー連打での起動は、慣れるとすっごく使い勝手が良かったのです・・・)

クリップボードにコピーした履歴一覧の表示設定

ToMoClipのに表示される履歴一覧の列数や文字数を変更できます。

ToMoClipの画面のどこかで[右クリック]→[ToMoClip設定]か、ショートカットキーCtrl+Kで下記の「ToMoClip設定」のウィンドウを表示し「リスト」タブを選択します。

ToMoClip設定→リスト

  • 「複数列で表示」を選択し任意の「列幅」を設定すると、ToMoClipウィンドウの履歴が以下のように複数列で表示されます。
    複数列で表示

  • 「仮タイトル」とは、とくに内容を何も変更していない、履歴一覧に表示されるコピーしたままの文字のことで、これを任意の表示文字数に変更することができます。

    仮タイトルの文字数
    ※ただし、「仮タイトル」の文字数表示はこれまでコピーした内容には反映されず、設定後、新たにクリップボードにコピーした分のみ反映されます。

よく使う履歴を消さないよう保存しておく

よく使う履歴は、履歴が溜まっていったときや、誤って削除しないようにすることができます。

以下の画像のように、「ToMoClip」の画面から、任意のテキストを右クリックし、[削除不可]をチェックします。
また、[編集]を押しても設定が可能で、もちろん、ショートカットキーの設定もできます。

削除不可設定

[削除不可]にしたテキストは少し灰色になります。

削除不可にしたテキスト

また、私の場合は、よく使う[削除不可]の履歴を登録したページは、カギのアイコンに見た目を変えて分かりやすくしています。

「.bhdファイル」を読み込み、他のPCに履歴を移す

ToMoClipでは、履歴情報を「.bhdファイル」に保管しているため、このファイルをToMoClipをインストールした他のPCで読み込むことで、同じ履歴内容にすることが可能です。

  1. コピー元PCのToMoClipフォルダにある「.bhdファイル」をコピーし、コピー先のPCへ渡します。
    .bhdファイル
  2. コピー先のPCのToMoClipで、[ファイル操作] → 最新のbhdファイルをクリックし[開く]をクリックすれば完了です。
    bhdファイルの読み込み

「今日の日時」をショートカットキーで一発入力する

さらに、超便利な使い方として、ToMoClipでは「本日の日付」を好きな形式でショートカットキー一発で入力できます!

私は仕事上、以下の画像のようにフォルダやファイル名に本日の日付を入力することが多いのですが、いちいちこれを手入力するのは面倒ですし、「今日は何日だっけ?」と毎回確認しなければなりません。

フォルダの例

この点において、文字入力支援ソフトのATOKは、「きょう」と変換することで、いくつかのパターンを指定できるのですが、「2015-10-27」や「20151027」など、入力する日付の形式を指定することができなかったので、結局手作業でなおすハメになっていました。

ATOKは入力する日付の形式を指定することができない

しかし、「ToMoClip」を使うことで、なんとこれを、自由な形式でショートカトキー一発で入力することができます!
設定方法は以下の通りで、[新規作成]→[拡張文字挿入]→[日付]→[形式指定]から任意の形式を選ぶだけです。

自由な形式で日付入力指定

これで、登録したショートカットキーShift+Alt+Dで「20151027」といった、形式の日付も一発で入力できてしまいます!

日付一発入力

この機能があるため、私は「ToMoClip」を手放せなくなっています!
ほんとーに便利です!

以上、今回は「ToMoClip」の使い方をご紹介しました。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
お役に立ったのなら幸いです。