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この記事では、Googleスプレッドシート(英語の場合はGoogle Sheet)の「条件付き書式」で、特定セルの値の有無によって行を灰色にする設定方法と、条件付き書式を正しく設定しているのも関わらず、バグってしまった時の対処法を紹介します。
Googleスプレッドシートの「条件付き書式」で特定セルの値の有無により行を灰色にする設定
「条件付き書式」で特定セルの値の有無により、行を灰色にする設定方法は以下のとおりです。
- メニューの[表示形式]→[条件付書式…]を選択する。
- 「条件付き書式設定ルール」のサイドバーが開くので、「範囲に適用」で任意の範囲を設定。
(ここでは例としてA2:C11)
-
セルの書式設定の条件「カスタム数式」を選択して、「特定セルに何か値が記入されていたら(空欄でなければ)」という条件式を記述する。
(ここでは一例として、C列に“タスク完了したら日付を記載するルール”として、以下のカスタム数式を記載)=$C2<>""
- 「書式設定のスタイル」で灰色の背景色を選択して完了。
上記を設定し、実際に操作している動画が以下となります。
ただ、この条件付き書式ですが、フィルハンドルでセルの内容を変えたりコピーペーストしたりすると、条件付き書式が正しく設定されているにも関わらず、反映されなくなること(バグ)があります。
この現象の解決方法も合わせて紹介しておきます。
【条件付き書式の反映がバグった時の解決方法】
「新しい条件を追加」をクリックまたは、ルールの優先度を動かす
以下のとおり、「新しい条件を追加」をクリックしてキャンセルすれば、条件付き書式のルールが正しく適用されるようになります。
(以下の動画は、A列の記載内容を変更して、条件付き書式の反映がおかしくなった時を想定したもの)
また、もうひとつの解決方法として「条件付き書式ルール」を複数設定している場合は、いずれかのルールをドラッグして優先度を変更、元に戻せば正しく反映されます。
なので「条件付き書式ルール」が複数ある場合は、下記画像のようにマウスオーバーすると「 」のアイコンが表示されるので、これをドラッグします。
(※ちなみに、ルールは上にあるものほど優先度が高くなっています)
以上、Googleスプレッドシートの「条件付き書式」で「特定セルの値の有無により行を灰色にする設定」とバグってしまった時の対処法を紹介しました。
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