プロダクトポートフォリオマネージメント

JCアベグレンとBCG(ボストンコンサルティンググループ)が提唱したのが
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)分析です。

プロダクトライフサイクルと経験曲線効果を前提にした事業への資源配分モデルで、
みんなもコンサルタントも誰もが大好き?な四象限マトリクスです。

赤の矢印が事業の流れ。R&Dは研究開発のこと。
しっかし金の成る木がなんでCash Cowって(金牛?)なんですかね?
まあ、輸入の理論だから、Cash Cowを金の成る木に意訳したんでしょう。


すごくわかりやすい図だなあ、と関心するもつかの間、このPPMにも欠点があり

・既製品のことしか考えてない
・シナジーや競争優位が考慮されてない
・抽象的
・単純
・シェアも市場成長率も定義が不十分では?

というさまざまな問題点・欠点がありました。トホホ、、、それもそうですね、
事業単位(SBU)の繁栄と衰退を語るには単純すぎます。

この問題点を克服したものが、マッキンゼー社とゼネラルエレクトリック社により
開発・提唱された「ビジネススクリーン」という理論ですが、それはまたの機会に紹介します。
(ビジネススクリーンは気の利いた例えをしてくれてないせいか、画像化に面白みが無...(爆))


企業経営論はある意味どれも正しい。状況適応が結論だからでしょうね。

プロダクトポートフォリオマネージメント

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