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もれなくダブりなく、価格戦略のまとめ
公開日 2011年08月28日
普段我々が消費者として、何気なく目にし、関わっている商品やサービスの「価格」。
価格は、企業側のカン等のいい加減な決め方ではなく、
あらゆる戦略に基づいて決定されています。
(カンや経験とか、なんとなくで決めている企業も存在するでしょうが)
有名なものでいえば、損益分岐点(Break Even Point)という、いくら(値段/数量)からが
黒字なのか、を算出した上で、価格を決定し世に出す方法ですが、今回は価格戦略について
まとめてみます。
消費者心理を考慮した価格戦略
端数価格 | 1000円と999円の間には1円以上の開きがある |
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威光価格 | 安すぎても高すぎてもいけないもの、ステータスとなる高級品等 |
慣習価格 | 慣れている価格があるもの |
グラフにすると下記のようになります。
新製品の価格戦略
また、市場に新しい製品/サービスを投入する際の価格戦略には下記のようなものがあります。
上澄み吸収価格戦略 | 先駆者利益をいの一番に得るための戦略、ライバルがいない段階で有効 |
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市場浸透価格戦略 | シェアの獲得を優先する。Webサービスでいえば無料、フリートライアル。 |
複数製品の価格戦略
複数商品を合わせた価格決定の戦略です。
よく見かけるだけに、いわれてみればなるほど、というものも多いかもしれません。
プライスライニング価格戦略 | いわゆる松竹梅、オプションで価格分けされている車のグレードで よくみかけますね。最低ランクのものは選びにくいです。 |
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抱き合わせ価格戦略 | セット販売、不要な在庫をオマケとして処分したり、むしろオマケで儲けたりという最近はあまりよろしくない印象。 |
キャプティブ価格戦略 | メインの商品よりも消耗品で継続的な収益を得るもの。ITで言えば月額更新料やレベニューシェアなど。 |
マインドマップで上記3つをまとめると下記のようになります。
我々も商品やサービスを提供する時は、
これらの戦略を理解、反映した上で価格決定をしたいものです。
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