コアコンピタンス×パーソナリティ ブルーオーシャン戦略

今更言うまでもありませんが、現代はインターネットの発達により、

組織ではなく、個々人が発言力・発信力を持つことができるようになり、
それに伴った行動を起こすことも容易な時代です。

そして、どんな大企業においても安定などという言葉とは無縁の時代。

個人でも常に自己研鑽を怠らず、知識・能力・経験を磨き続けていれば
たとえ組織がなくなり、社会的な地位を取り払ったとしても、
アイデンティティーを持ち、必要とされる人材になっていくことが出来るでしょう。


本屋にいけば、「空前の勉強ブーム」等という言葉も見受けられます。
危機感や向上心の高い方も比例して多いということが解ります。

「ライバルは常に自分より優秀だ。」そんな言葉が頭をよぎります。


そんな個々人においても、コアコンピタンスを持ち、パーソナリティを活かすことにより、
自分だけの、戦いのないブルーオーシャンを作り出すことが、今の時代を生き抜いていく鍵であると感じています。

 
コア・コンピタンスとは
他社には真似できない企業の中核的能力のことであり、
市場における競争優位の源泉となるものである。

有効な条件として、
  • 価値があること
  • 希少性があること
  • 企業特質性を有していること

が挙げられる。


ブルーオーシャン戦略
同業他社が多く競争の激しい血みどろの海、レッドオーシャン市場となるところで戦うのでなく、
付加価値などにより未開拓市場の開拓、競争相手のいない領域、、、
ブルーオーシャンを切り開くべきという戦略。


上記2つは組織や戦略におけるワードですが、個人にも当てはまることと考えています。

当然、何かひとつ、得意な武器を持つ、というのももちろん大事ですが、
ひとつの分野においては「上には上がいる」もので、まさしくレッドオーシャンで戦っていくということに
なってしまいます。

また、これは個人的な見解ですが、
その分野の第一人者や、「斯界の権威」と呼ばれるような人は
総じて自分の分野以外のことでも見識広く、学んでいるのではないでしょうか。

私自身、学び得た知識は必ずといっていいほど、ゆるやかに関係しているのを、
身をもって経験しています。広く浅くにみえても、それはいずれ広く深くへと繋がっていきます。


目指すべきWebジェネラリスト(Tobe=あるべき姿)を描き、
これまで培ったきたものおよび現在勉強中、履修中であるものも含め、
スキルマップを作成しました。

web-generalist.jpg

それぞれ、「すこしかじった程度」というものではなく、スペシャリスト達と話せるような、
浅くはないレベルまで自分自身が経験することで、より高いレベルのジェネラリストへと進化していくと
考えています。

もはや、スキルマップは生き方そのものと言えるようになっていくのではないでしょうか。


それぞれの分野においていえば、当然スペシャリストと呼ばれる人にはかなわないでしょう。
しかしこれらスキルマップのように自分と同じことを学び、同じような経験をしてきた人というのは多くはありません。それがすなわち個々人におけるブルーオーシャン戦略となります。


corecompetency.jpg


最後に、私は個人主義者ではありませんが、
個々の能力開発、人材育成なくして組織全体が成長することなどありえないと考えています。

仮に外部から有能な人材を招聘したとしても、そのコンピテンシーが社内風土に合わず、根付かなければ
効果も少なく、その人材が他に引き抜かれた瞬間にゼロリセットとなるでしょう。


個人が成長するかどうかは結局はその人の人間性・努力次第、ということにはなっていまいますが、

組織としては、従業員の成長をそれら人間性や人格に任せるのではなく、
従業員個人の行動や慣習に焦点をあて、理解した上で、成長の場や育成に力を入れていくべきだと思います。




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