組織にYesマンばかりを残さぬよう 希少で有能な人材の見極めを

気づけば自分と意見の対立する者を煙たがるようになり、
自分のまわりにYesマンばかりを残していませんか。

仮にその人が自分よりも賢い人間だとしたら、自らを見直すべきかもしれません。

今回はそんなことも考え、投げかけつつ人材タイプを以下の2軸の能力に分けてプロットします。


企業特殊能力 

企業内において自社固有の仕事の行い方、仕組みを理解・実践し業務を円滑に遂行する能力。

また、企業内で蓄積される知識、ノウハウを身につけたり自社の強みや市場、顧客、歴史的背景などを理解した上で付加価値をうむ能力、、、平たく言えば自らの頭で考え行動し、PDCA・成長・改善を行える自走型リーダー能力。

業務レベル

企業内の特殊性の有無にかかわらず業務遂行に必要な知識や技能などのレベル。
平たく言えば同業他社でも通用する業界のスキル・ノウハウ。


zinzaikouseigainenzu.jpg


この2軸で区分し、4タイプで分類すると、
プロデューサー型の不足が深刻化してきているようです。(特に中小企業)


双方の立場から考えれば、
この転職が当たり前になった時代、

従業員はどんな会社にいっても通用する知識、スキル、ノウハウ、人脈など、いわゆる個のコアコンピタンスを確立するため、その会社で学べるあらゆることを意欲的に吸収すべきです。

また、自発的な学習、異業種交流など、外部にもアンテナを立て、常に己を研鑽することも不可欠でしょう。

自分の商品価値を確立できていれば、たとえ会社がなくなったとしても、
おのずと仕事やスカウトはやってくるか、見つかります。
会社の肩書や社会的地位がなくなった時、「価値ある自立した人材」で在りたい。

逆に、企業は、そんな「価値ある人材」を流出させぬよう見極め、
適正な評価や内部統制、社内制度を構築していくことが課題となります。

乱暴な言い方をすれば、役員より賢い人間はどんどん活躍させられるフィールドを用意し、
常に組織を活発化していくべきです。

そんな一例として、サイバーエージェントの取締役交代制度「CA8」を発見しました。

これは組織が澱まず、常に活性化される素晴らしい制度だと感じました。
逆に、その制度による問題もしっかりと把握し対策しているようです。

(中小)組織に不足するプロデューサー型人材を、組織はいかに育成し、見極め、活躍の場を用意するか、
また、個人はいかにしてそうなっていくべきか。

プロデューサー型人材は企業における存続・成長戦略のキーパーソンになることは間違いないでしょう。

Share SocialMedia

Related

Commentコメント頂けると喜びます。

名前(ニックネーム)
コメントを書く

TrackBackこの記事を論及・引用、関連記事にして頂けたらありがたき幸せ。

PageTop

Search

Categoryを絞り込んで検索

Category

Calendar

show

Archive

AFFINGER4

Popularities

賢威
×