VA(Value Analysis:バリューアナリシス(アナライシスじゃない))からVEへ
公開日 2010年12月26日
部品や製品の必要な機能を最低の原価で得るため、
過剰品質の排除などを目的にマイルズが米ゼネラルエレクトリック社で開発した技法が
VA:価値分析(Value Analysis:バリューアナリシス(アナライシスじゃない))です。
要するにコスト削減のための分析ですね。
しかし、VAは資材調達品の価値を改善するためだけのものだったので、
製品の開発部門や設計部門の活動まで広げ、抜本的な見直しをしようと
VE:価値工学(Value Engineering)へと進展しました。
まさに「木を見て森を見ず」状態からの脱却です(割とすぐ気づいたとは思うのですが)。
VEの対象は基本機能以外の部分で下記の赤色の部分です。
魅力機能についても近年はVEの対象として考慮すべきという見解もあります。
(過剰包装やコスト・購買動機への寄与度を考えると十分VEの対象に成り得ると思います。)
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